ネスレがAI導入
どうも、かわばっちゃんです。
今回はネスレ日本株式会社でAIを導入している事例を紹介します。
ネスレ日本株式会社とは
キットカットを作っている会社です。
メインはコーヒー関連で、ネスカフェやネスプレッソなどがありますね。
一言で表すと、食品メーカーです。
何にAIを導入したのか
FAXの発注書をデータ化することにAIを導入しました。
従来より、取引先からFAXで発注書が届き、その発注所を手入力でデータ化していたようです。
このデータ化のプロセスをAIの文字認識技術を使って、正確に読み取らせて自動化させたようです。
なお、この文字認識のAIは「AIスキャンロボ」と言うネットスマイル株式会社が提供している技術です。
なぜAIを導入したのか
ネスレではFAXによる発注書が月間3000枚届いているそうです。
この3000枚もの発注書を入力するには膨大な時間がかかります。
1枚の入力に約5分かかっていたそうなので、月間250時間に及びます。
この時間を削減したいと考えたようです。
その他にも、手作業によるミスなどの懸念も当然あったようです。
成果
月間250時間かかっていた入力作業が月間125時間に短縮。
私の見解
FAXで発注書が来て、それを入力すると言う作業はよく分かります。
私が以前勤めていた会社では営業事務の人がやってましたが、私もたまに手伝っていました。
早く終わらせたくても、個人での効率化には限界があって、結局は単純に時間をかけるしかない作業になりますよね。
お客さんから電話もかかってきて、それに対応しながら、発注書の入力も行うと言う状況で、なかなか大変です。
その作業を125時間も削減できたと言うのは働き手にとってはありがたいですし、企業としても事務員を1人減らせる程のコスト削減になりますね。
このAIスキャンロボは活字帳票全般の読み取りに適しているようで、発注書以外にも請求書や納品書なども対応可能です。
Webサイトには「トライアル月々3万円〜」とあります。
3万円は安いと思いますが、当然、AIの導入内容によって金額は変わってくるでしょうね。
ただ、AIスキャンロボは注目すべき技術ですね。
まとめ
・ネスレが発注書のデータ化にAIを導入
・月250時間かかっていた入力作業を月125時間にまで短縮できた