新型コロナウイルスの判別にAI導入
どうも、かわばっちゃんです。
今回は新型コロナウイルス(COVID-19)を判別するAIを紹介します。
何にAIを導入したのか
アイポア株式会社が発売した「アイポア微粒子AI識別ソリューション」にAIが導入されています。
具体的にはウイルスの識別にAIが利用されています。
アイポアの半導体に唾液を流し入れ、計測器にセットし、電流を流すことで、パルスを計測します。
パルスとは電気信号の波です。
ウイルスが半導体のSi薄膜を通る際に生じる電気信号の変化を読み取り、その変化を散布図として起こすことで、どのウイルスかを識別することができます。
アイポアは微粒子計測の技術を持つ企業であり、今回は新型コロナウイルス(COVID−19)やその亜種を識別することができるとして話題となりました。
どのくらいの精度なのか
新型コロナウイルスのPCR検査との一致率は陽性95%、陰性は92%とのことです。
計測時間は約5分間。
ウイルス濃度が低い試料ても、識別が可能。
私の見解
PCR検査での判定時間を調べたところ、なんと「1~6時間以上」とYahoo!Japanで紹介されておりました。
1~6時間以上ってすごい時間ですよね。
したがって、PCR検査に行っても、すぐに結果が出るわけではなく、後日、結果が知らされるんです。
この判定時間が5分になったら、相当な時間短縮になりますよね。
検査結果が90%以上の一致しているなら、こちらで問題ないかと思います。
90%以上だからと言って大丈夫なのか??
という声もあるでしょうが、そもそもPCR検査も100%信頼できるものではないと言われていますよね。
つまり、どこまでが大丈夫で、どこからが駄目かの境界線を完璧に引くことはできないんです。
それなら、PCR検査と結果がほとんど一致しているアイポアの技術で十分ではないかと思います。
AIはグループ識別を得意としているため、人間よりも正確な識別ができます。
人の手助けをするAIの導入がもっと広がって欲しいと思います。
新型コロナウイルスに関しては、早く薬が日本で作られることを期待します。
まとめ
・株式会社アイポアが新型コロナウイルスの判別にAIを導入した。
・検査時間が約5分間という短時間なのに、PCR検査との一致率が90%以上であった。