ソフトバンクのAI自動翻訳「T-400」

どうも、かわばっちゃんです。

 

今回は、ソフトバンクが提供しているAI自動翻訳「T-400」について紹介します。

 

T-400(ティーフォーオーオー)とは

 

 AIを活用した自動翻訳サービスです。

医薬や金融、化学、機械、IT、法務などの専門的な分野のドキュメントをプロの翻訳者が実務レベルで使用できると認めた正確さで翻訳できるようです。

 

そのレベルは最大精度95%とのこと。

 

このサービスはクラウドサービスなので、ソフトウェアをインストールせずに使えます。

 

A4用紙一枚の論文翻訳を1~2分で行え、1単語あたり0.3~0.8円で翻訳してくれます。

 

対応言語は100種類以上、選べる分野は2000分野以上と幅広く対応できます。

 

専門分野データベースと企業別データベースを学習させることで、より適切な訳文が導き出せるようです。

 

専門分野データベースは各分野の公的文書やガイドラインで、企業別データベースは利用者の社内での英語と日本語の翻訳した文書を指します。

 

つまり、公的な文書によって、より一般的な言い回しを学習し、社内での翻訳履歴から、社内での表現や言い回しを学習するというわけです。

 

利用するにはアカウント料と年間利用料がかかります

 

アカウント料はアカウント数に、年間利用料は利用ワード数に応じて、金額が決定します。

 

 

 

私の見解

 

これは非常に助かる方々が一定数いらっしゃると感じました。

 

私は大学で化学系を選考し、大学院まで進みましたが、英語で論文を作る必要があることも少なくなかったですし、英語の論文を日本語に翻訳することは非常に多かったです。

 

この論文を翻訳する際に、グーグル翻訳などの一般的な翻訳機を使うと、化学系の専門用語は上手く翻訳されないんですよね。

 

それに、自身で作った英訳が、一般的に使われる言い回しと違ったりしないかと、気になるんです。

 

英語の論文を日本語に翻訳するのに、このサービスを使うと、その筋の人たちはどんどんお金が加算されてキリがないでしょう。

 

しかし、日本語で作った論文を英語に書き換える回数はある程度限られているので、その時に活用することは利用者にとっては非常に嬉しいことだと思います。

 

しかも、1~2分でA41枚の論文が英訳できたら、相当な効率化が図れます。

 

どれだけ英語が得意な人でも、1~2分で書き換えられる人は絶対いないと言い切れます。

 

通常、数時間はかかると思います。

 

英語が苦手だった私は1日かけて作っていました。

 

 

論文を作っている研究者さん達には非常に便利なサービスですね。