KDDI、通信品質向上にAIを導入

どうも、かわばっちゃんです。

 

今回は、KDDIが通信品質向上にAI導入した事例を紹介します。

 

何にAIを導入したのか

 

基地局からのデータを収集し、特定の周波数帯に負荷がかかっている場合、他の周波数帯へ移して、負荷を均等化するように、AIが提案して自動調整する機能を取り入れたようです。

  

なぜAIを導入したのか

通信品質を向上させるためです。

例えば、800MHz帯に通信の負荷がかかっていて、2GHz帯には通信の負荷があまりなかった場合、2GHz帯に分散することで、通信を均等化することができます。

特定の周波数帯に負荷がかかっていると何がだめかと言うと、その周波数帯の通信が混雑して、ネットがサクサク使えなくなります。

 

一方で混雑している道があって、一方で空いている道があったら、空いている道に車を分散したら、渋滞が起きないと言うわけです。

 

これを人が調整していた所をAIに計算させた所、人だと80時間かかるのが、AIだと10分だったようです。

 

 

 

私の見解

沢山の基地局からデータを収集し、周波数帯を人が調整すると言うのは非常に困難かつ時間がかかる作業だと想像できます。

 

大量のデータをAIで自動で計算して、自動で調整してくれたら、かなり助かりますね。

 

人がやるよりも速く、かつ精度も上がるなら、取り入れない手はないです。

 

素晴らしい取り組みだと感じました。