火災防止にAI導入

どうも、かわばっちゃんです。

 

今回は火災防止のAIを紹介します。

 

株式会社大栄環境総研という廃棄物処理をメインに行っている会社と株式会社イーアイアイというAI事業をメインに行っている会社で共同開発した技術「Spark Eye」の紹介です。

 

何にAIを導入したのか

 

リチウムイオン電池を破砕機で破砕した際に、火花が発生することがあり、その際にアラートし、自動散水も可能にしたようです。

 

簡単に言うと、廃棄物の破砕時の火災を映像認識のAIで発見し、防止する機能です。

 

Spark Eyeは発生した火花を0.05秒以下で自動検知することができます。

 

さらに、火花の発生状況により、メール送信や警報ランプの作動などの機能もつけることができるようです

 

 

なぜAIを導入したのか

 

実際に、リチウムイオン電池を破砕した際の火花が他の廃棄物に引火し、火災が発生していたからです。

 

従来、破砕後の煙や熱を検知するシステムが設置されているが、この方法では、検知した時にはすでに火災が起きているという問題がありました。

 

延焼リスクを考えると、より早く火種を検知し、位置特定し、消化することが重要でした。

 

より迅速な対処をするために、映像認識のAI技術の活用を考えたようです。 

 

 

 

私の見解

 

 

火災防止にAIが導入されることは社会的な意義が大きいと感じます。

 

火災が発生して、良いことなんて一つもないですからね。

 

火災が何度か発生している工場への導入は進んでいくでしょう。

 

Spark Eyeは現在、特許取得中のようです。

 

 

今回は破砕時の火花を認識するということなので、カメラの設置も破砕箇所のみですむため、コストも抑えられるのではないかと思い、調べてみました。

 

このSpark Eyeの導入費用は「400万円〜」とイーアイアイのホームページには記載がありました。

 

これを高いと感じるか安いと感じるかは工場次第ですね。

 

 

まとめ

リチウムイオン電池の破砕時の火災防止にAI導入した

・0.05秒以下での火花検知ができる