JR西日本、AIで故障予知

どうも、かわばっちゃんです。

 

今回はJR西日本がAIで故障予知しようとしていることをご紹介します。

 

 

どのようなAIか

 

新幹線の走行音を拾って、異常を見つけるAIです。

 

つまり、音声認識のAI技術です。

 

今後どのように導入するかは分かりませんが、実験段階では線路の近くにマイクを置いて、そのマイクが新幹線が走行した時の音を拾っています。

 

台車という新幹線の車輪がついている部分に亀裂が入っている時の走行音と正常な時の走行音を学習させ、亀裂が入っている時に異常と判断し、係員に情報が伝達される仕組みです。

 

 

AI導入するメリットは

 

メリットは整備員の手間の低減、乗客の利便性低下リスクの低減の2つです。

 

一つ目としては、

 

新幹線は故障すると大事故に繋がる可能性があるため、1〜3ヶ月ペースで定期点検が行われており、

 

故障予知ができると、この定期点検の頻度を落とすことができるということです。

 

故障の有無に関わらず点検しなければならなかったのが、故障していたら教えてくれるAIがいたら、ある程度の安全性が担保できるため、定期点検を半年に1度にペースを落とすことが可能というイメージです。

 

これは非常に大きなメリットです。

 

また、故障が見つかるタイミングが遅ければ、乗客に迷惑がかかります。

 

様々な事情で新幹線が止まることはありますが、

 

乗客は仕事に遅れる、宿泊ホテルのチェックインに間に合わない、行きたかったラーメン店がしまってしまう、冠婚葬祭に間に合わないなど、数えきれない程のシーンで乗客が困ります。

 

また、一つの新幹線が止まると他の新幹線にも遅れが出るので、大人数に影響を及ぼします。

 

その故障をあらかじめ検知し、事前に修繕できたり、別の車両を走らせるという判断ができていたら、少なくとも故障で新幹線が止まるリスクは減ります。

 

 

私の見解

 

新幹線の故障は多くの人々の人命に関わることなので、社会的意義が高いAIだと感じますね。

 

それに、電車の遅延でもイライラしますが、新幹線だと、より長い時間がかかりそうで嫌ですね。

 

新幹線のAI化が進んでくれると良いですね。