東芝が製造不良をAIで分析
どうも、かわばっちゃんです。
今回は東芝が四日市工場における半導体の製造の品質管理にAIを導入した事例を紹介します。
なぜAIを導入したのか
時代の流れにより半導体に求められるレベルが高くなり、半導体の製造プロセスが複雑化や大規模化したことで、人によるデータ解析が困難になりつつあったようです。
例えば、製造品の欠陥が見つかった際に、原因を解析することが複雑です。また、製造装置は一つではなく、沢山あるので、原因解析中に他の装置でも欠陥が複数見つかると、手が追いつかないということです。
そこで、AIの力を借りたいと考えたんですね。
AIを何に導入したのか
半導体の製造装置の解析にAIを導入しました。
簡単に言うと、欠陥品の欠陥箇所をパターン化して、この欠陥箇所の時はこの工程が原因だと解析する仕事をAIにやらせるということです。
何のデータを見るのか
・不良が発生したものの欠陥箇所はどこか
・欠陥箇所の状態はどうなっているか
・どこのラインでの欠陥か
結果
・不良原因の自動解析
・欠陥検査画像の自動分類
・製造プロセスの早期改善
・装置保守時期の自動決定
がAIで可能になりました。
成果
・精査にかかる時間の短縮(数日かかっていたものが1日で完了)
私の見解
大規模な製造工場で大量の製造品が作られ、それが毎日続いている状況で 、品質管理は大変ですよね。
その品質管理は重要で、なくすことはできない作業です。
この作業の一部でもAIが担ってくれたら、品質管理の担当者は相当助かりますよね。
私は工場で仕事をしたことはないですが、営業として夜の0時近くまで働いていた経験があるので、毎回の作業だけでも自動化してくれるとどれだけ助かったことか。
その中でも複雑な作業をAIがこなしてくれるとなると、相当助かりますよね。
それに、AIは人よりも正確な分析をしてくれる能力がありますので、素晴らしい活用方法だと感じました。
うん、素晴らしい。
色々調べる内に分かったんですが、東芝ってAIにめちゃくちゃ力を注いでますね!!
これはすごいことになりそうです!
その話はまたの機会に。
まとめ
AIで製造不良を分析
東芝はAIに力を入れている