幅広い生活家電や機械に導入できるAIが開発されました(MST(メモリー・セービング・ツリー))
どうも、かわばっちゃんです。
今回はMST(メモリー・セービング・ツリー)というAIが開発されたことを紹介します。
AIとは
AIとはairtifical intelligenceの略で、人工知能のことです。
特徴としては、人間が経験を通じて学習・成長していくように、AIも経験を通じて学習・成長していきます。
通常の機械は最初の命令を実行し続けるものです。
例えば、自動販売機がオススメの商品を表示してくれる機能があったとします。
オススメのジュースをコーラと設定したら、夏も冬もコーラをオススメするでしょう。
では、AIがある場合はどうでしょう。
AIだと最近の売れ筋のジュースを学習してオススメしてくれる機能がつけることができるでしょう。
夏はコーラが売れていても、冬はあたたかい紅茶花伝をオススメしてくれるかもしれません。
AIの開発とは
AIはプログラミングにより作られます。
コンピューターでデータから、何かしらの答えを算出させるために、どのような計算式や計算手順を実行させるのかをAIの研究者は日々行っています。
これをAIのアルゴリズムの研究開発と呼びます。
アルゴリズムはより正確な答えだったり、より素早い動作、より軽い容量などを目指しています。
このAIと一言で言っても、アルゴリズムによって性能が大きく違うものになるんです。
つまり、より良いアルゴリズムを作ることがAIの開発です。
AIが普及すると何がいいのか
・パソコンやスマホの動作が効率化でき、充電が長持ちする。
・車の自動運転でも、より効率的な道を見つけることができたり、ぬかるみを避けたりする。
・布団の中で目を瞑ったら、勝手に電気を消してくれる。
などの機能が実現できるだろうと僕は考えています。
MST(メモリー・セービング・ツリー)とは
株式会社エイシングが開発した、超省メモリなエッジAIアルゴリズムです。
AIはクラウド上のビッグデータを活用して、学習するものがイメージしやすいと思いますが、エッジAIはクラウド上ではなく、機械側で学習するAIです。
エッジAIの中にはクラウド上のデータを扱って、機械側で学習するものもありますが、このMSTはクラウドを全く使わずに動作することができます。
なおかつ、指先大のマイクロコントローラ(マイコン)に実装することもできるほど、省メモリと言うのです。
省メモリがなぜ大事かと言うと、例えばスマホを考えると、あの小さなボディの中に色々なコンピュータがあり、かつ、より効率的に動作するように考えられて作られています。
その中にAIを導入したくても、導入したことで、スマホの動きが悪くなったり、電池の持ちが悪くなったら、ユーザーは非常に使いにくいです。
なので、省メモリが大事なんです。
私の見解
エイシングさんの技術は、クラウドとは完全に切り離すことで、通信回線の混雑が避けられることが非常に素晴らしいと感じています。
クラウドが必要なAIも当然ありますが、完全に独立させた方が良いものも沢山あると思います。
このMSTは生活家電や機械にどんどん導入されていくだろうと感じました。
まとめ
・MST(メモリー・セービング・ツリー)は新しいAIアルゴリズムで、超省メモリ。
・近い将来、AIが生活家電や機械にどんどん導入されていくだろう。