ルネサスエレクトロニクスが省電力AIチップを開発

どうも、かわばっちゃんです。

 

今回はルネサスエレクトロニクスが省電力のAI用チップを開発した件を紹介します。

 

ルネサスエレクトロニクスとは

半導体メーカーです。

日本の半導体メーカーの中で売上高3位(2019年・7565億円)の大手企業です。

 

 

どんなAIチップなのか

画像認識のAIで、省電力で処理ができるMPU(超小型演算処理装置)を開発しました。

 

省電力ゆえに、半導体の発熱を防ぐことができます。

 

半導体の発熱を防ぐことができると、冷却装置などが不要となるため、AIを組み込みたい設備や製品の小型化を実現可能にします。

 

イメージとしては工場で検品などにAIカメラを導入する際、小さいカメラで検品が可能になるという物です。

 

性能としては、4K画像を1秒あたり30枚処理することができ、明暗差の大きい画像にも対応する機能だったり、画像の歪みを補正する機能もあります。

 

なんというAIチップなのか

「RZ/Vシリーズ」です。

 

画像認識AIを内蔵したMPUの製品群です。

 

第一弾として、「RZ/V2M」という製品がサンプル出荷されたと2020.6.9の記事で発表されていました。

 

私の見解

 

 

AIのチップが省電力化することは今後のAIにとって、非常に重要なことだと思います。

 

AIの性能が良くても、電力を沢山使ったり、消耗が早いようなものだと、AIに対するコストが高まり、費用対効果が悪くなってしまいます。

 

AIは人や企業の手助けをする有用なツールとして根付くには費用対効果が高いことが必須です。

 

これからもAI技術が発展することを願います。

 

 

まとめ

ルネサスエレクトロニクスが省電力な画像認識AIのMPU「RZ/Vシリーズ」開発した。

・省電力のため、発熱がなく、導入機器の小型化が実現可能