武蔵精密工業の工場でのAI導入

どうも、かわばっちゃんです。

 

今回は武蔵精密工業でのAI導入について紹介します。

 

武蔵精密工業とは

自動車部品メーカーです。

年間売上高は約2360億円、従業員は1万6千人を超える大企業です。

自動車部品業界での売上高ランキングでは32位です。

 

ちなみに1位はデンソーで5兆円を超えます。

 

 

何にAIを導入したのか

製造した自動車部品の外観検査です。

AI外観検査機「Neural Cube」は検査する部品を掴み、カメラの前で回転させることで、傷や溶接スパッタなどを確認し、一定の基準で不良品と正常品を仕分ける機械です。

(溶接スパッタとは溶接の際に溶接のための金属が飛散し粒の形で付着しているものです。)

映像認識のAI技術が用いられ、傷や溶接スパッタを認識します。

 

 

なぜAIを導入したのか

溶接スパッタがある部品を車に組み込むと、エンジンをかけた際に異音が発生してしまうことがあるようです。

現在、車の静音性の傾向が高まる中で、わずかな異音でさえ、非常に気になります。

そのため、外観検査は非常に重要な仕事です。

 

武蔵精密工業の社長である大塚浩史氏はこう語っています。

「武蔵の工場では自動車の部品を大量に生産しています。長年に渡る改善、自動化への取り組みを進めてまいりました。工場全体においてかなり自動化の進んだ工場だと思います。それでもまだ、到達できないプロセスがあります。それが物を運ぶ工程、検査をする工程になります。(中略)2017年12月、NVIDIA初めての打ち合わせを持ちました。その時、AIの魅力と将来の可能性に衝撃を受けた。」

 

武蔵精密工業では元々、作業の自動化に力を入れていて、この外観検査も自動化したいと考えたようです。

 

AI導入のメリット

武蔵精密工業の工場で働く人の割合は物を運ぶ人が2割、物を作る核となる仕事をする人が6割、物を検品する人が2割だったようです。

この物を検品する人を物を作る核となる仕事に加わらせることで、より生産的な仕事ができるという点がメリットです。

 

また、検品作業のチェック漏れのような人的ミスがないことや、一定の速度で検品できるてんもメリットです。

 

さらに、物を運ぶ工程もAI化するようです。

 

 

  

私の見解

 検品する工程というのはミスが許されないと思いますが、正直1人の検品だと絶対ミスしますよね。

小さな傷を見つけるという作業は緻密な作業で、集中力が大事ですが、人の集中力って丸一日ももたないです。

 

それに誰でもできる仕事です。

 

人的ミスが発生する可能性がある作業、かつ、内容が単純な作業は機械による自動化にうってつけですね。

 

その中でも映像認識が必要だとなれば、AIしかないですね。

 

非常に良い導入事例だと感じました。

 

それにしても、工場のロボットアームってなんであんなにゴツくて、デカイのか。

 

カメラの前に運ぶだけなら、もっと細くて、小さいロボットアームで良いと思うんですけどね。

 

将来的にはロボットアームがもっと改善されていくことを期待しましょう。

 

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ロボットアームのイメージ画像

 

 

 

まとめ

・武蔵精密工業が自動車部品の外観検査にAIを導入した

・検査に人員を割かずに済むようになった