スシローがお皿を数える作業をAI化
どうも、かわばっちゃんです。
今回はスシローがお皿を数える作業をAI化した事例を紹介します。
何にAIを導入したのか
スシローは回転寿司チェーン店です。
スシローでは食べたお寿司の皿をテーブルに残しておき、帰る際に店員を呼び、お皿を数えてもらい会計の金額が決まります。
お皿の数える方法として専用の物差しのようなものを使っていますね。
この帰る際の店員が行うお皿を数える作業をAIが行ってくれるというわけです。
ここでは、画像認識のAI技術を使っています。
(なお、全店舗への導入ではありません。)
なぜAIを導入したのか
省人化と非接触を実現するためです。
つまり、人の作業を減らし、かつ、お客との接触の回数も減らすことが目的です。
何のデータを見るのか
・お客がレーンから取った皿の画像(価格や数を計測)
成果
・会計の自動化
AI提供企業
株式会社システム計画研究所(ISP)
私の見解
これはまさに新型コロナウイルス(COVID-19)を意識してのことではないでしょうか。
それでなくても、自動化の波は来てましたが、この新型コロナウイルスで加熱している世の中では非接触は大きな課題だった と思います。
スシローではセルフレジも全店舗に導入されているので、来店から精算まで、ほとんど店員と接触する機会はなくせますね。
スシローでは2002年に食品ロスをなくすための管理システムも、業界の中で先駆けて導入したという話も有名です。
スシローは革新的ですね。
新しい取り組みをしていくチャレンジングな姿勢は素晴らしいと思います。
このAI導入店舗をどんどん増やしてほしいですね!!
技術に関しては、今回導入したAIはサーバやクラウドとの連携が不要なエッジAIという技術を使っていて、設置導入や既存会計システムとの連携がスムーズに行うことができたようで、その点も素晴らしいと感じました。
AIが仕事を奪うという話がありますが、そういう時代が来てます!!
ただ、仕事を奪うという言い方は適切ではないと感じます。
実際、多くの飲食店では人手不足なので、奪ってはいないのではないかと。
バイト求人をずっと出している店もありますし。
人手不足は一人当たりの作業負担を大きくしたり、休日が取り難かったりするわけなので、AIが仕事を手伝ってくれることは働き手にとっても、ありがたいことだと思います。
まとめ
・AIでスシローの会計の自動化ができた
・使った技術はエッジAIによる画像認識