JR山手線の案内サービスにAIを導入
どうも、かわばっちゃんです。
今回はJR山手線の案内サービスにAIを導入した事例について紹介します。
何にAIを導入するのか
JR山手線の駅構内にある案内板にAIが導入されました。
例えば、池袋から東京に行きたい場合、何線に乗れば良いのか、どこにあるのかを教えてくれます。
なぜAIを導入したのか
駅の利用者の利便性を向上させるためです。
また、東京オリンピックを意識して、海外の利用者へのもてなしたいという想いもあるようです。
多言語対応しているんです。
何のデータを見るのか
・駅利用者が質問する声
声をデータ化し、質問内容を読み取り、適切な返答をします。
成果
・駅利用者にとっての利便性が向上した
・駅員の作業削減、接触頻度の削減
私の見解
凸版印刷が提供した「BotFriends Vision」という無人AI案内では、学習していない内容に答えられないという欠点がありました。
この欠点を補うために、分からないことは人が遠隔で答えられるように進化させた「BotFriends Vision+」という無人AI案内を導入するようです。
分からないことは人が対応してくれるというのは利用者にとってはありがたいことですが、私が利用者ならちょっと冷めますね。
AIに対応して欲しいという期待感がある人は残念かもしれません。
ただ、AIだけだと結局解決できずに駅員さんを探す必要が出てくるとなると非常に手間なので、AIと人のハイブリッドな対応が必要だったんですね。
答えられないことを答えられるように進化させていけば、人の対応は極力減らすことができるので、良いですね。
田舎の人にとっては、駅員に聞いた方が早いとか思うかもしれません。
でも、それは田舎の小さい駅だからです。
東京の駅はめちゃくちゃ大きくて、めちゃくちゃ人が多いので、駅員を探すにも苦労するんですよね。
AI化はやはり東京から進んでいきますね。
まとめ
・JR山手線の駅構内に無人AI案内板が設置された
・多言語対応で、海外の方も利用できる